チャールズ・クシュナー氏(AP=共同)

 【ワシントン共同】米上院本会議は19日、トランプ大統領が駐フランス大使に指名したチャールズ・クシュナー氏の人事案を賛成多数で承認した。クシュナー氏はトランプ氏の長女イバンカ氏の義父で不動産会社創業者。ロイター通信によると、共和党穏健派のマカウスキ上院議員が同党で唯一の反対票を投じた。

 トランプ氏は第1次政権でイバンカ氏夫妻をホワイトハウスの要職に登用。第2次政権でも縁故重視の人事を進めていると批判が出ている。ロイターによるとクシュナー氏は2005年に脱税などで有罪となり、2年間服役。トランプ氏が20年、恩赦した。