21日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円台前半で取引された。
午前10時現在は前日比03銭円安ドル高の1ドル=144円15〜20銭。ユーロは32銭円安ユーロ高の1ユーロ=162円82〜90銭。
先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に合わせて開催が見込まれる日米財務相会談で、為替が議題になるとの観測から模様眺めのムードが広がる中、売り買いが交錯した。ドル買いが優勢になる場面があった。
市場では「米国が日本に対して円安是正を求めるのではないかという警戒感からドルを売る動きもある」(外為ブローカー)との声があった。