【ロンドン共同】ローマ教皇庁(バチカン)のパロリン国務長官(首相に相当)が、大阪・関西万博に参加するため6月下旬に日本を訪問することが21日、分かった。複数のバチカン情報筋が明らかにした。パロリン氏は、今月行われた新教皇を決める選挙(コンクラーベ)で最有力候補として世界的に注目された。
情報筋によると、パロリン氏は6月29日の「ナショナルデー」に合わせ訪日することが決まった。滞在中は大阪のほか東京にも立ち寄るという。
バチカンは万博で自前のパビリオンを建設せず、イタリアのパビリオン内に展示場所を設置。イタリア絵画の巨匠カラバッジョの代表作「キリストの埋葬」を出展している。