22日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=143円台半ばで取引された。

 午前10時現在は前日比42銭円高ドル安の1ドル=143円46〜50銭。ユーロは44銭円高ユーロ安の1ユーロ=162円48〜57銭。

 米国の財政が悪化するとの懸念から投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に安全な資産とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となった。

 市場では「米国の財政不安が払拭されるかどうかに投資家らの関心が集まっている」(外為ブローカー)との声があった。