米オープンAIのロゴ(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】対話型の生成人工知能(AI)「チャットGPT」を手がける米新興企業のオープンAIは21日、米アップルでiPhone(アイフォーン)の設計を手がけたジョニー・アイブ氏が率いるAI端末開発企業を約65億ドル(約9300億円)で買収すると明らかにした。スマートフォンに代わるAI端末の開発に乗り出す考えだ。

 複数の米メディアが報じた。AP通信によると、アイブ氏は2019年までの27年間、アップルで勤務し、アイフォーンの設計に携わった。

 オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者は「AIを搭載した次世代コンピューターの開発に取り組む」とX(旧ツイッター)に投稿した。