北海道湧別町の「かみゆうべつチューリップ公園」で約70万本のチューリップが見頃を迎えている。22日は曇りがちで時折雨もぱらついたが、園内では200品種ほどが赤、黄色、ピンクと色鮮やかに咲き誇り、観光客らが散策や写真撮影を楽しんだ。
帯広市の会社員加賀谷信幸さん(62)は3回目の来園といい「花を見て歩くのが好き。ここで知った品種もある」と笑顔で話した。
合併前の旧上湧別町ではかつて、輸出用のチューリップ栽培が盛んに行われた。産業が衰退した後、地元住民が観賞用に作った農園が整備、拡大され現在の公園になった。