通常より前倒しで開場した大阪・関西万博の入場ゲート=25日午前8時55分、大阪市此花区の夢洲

 大阪・関西万博で25日、入場ゲートの開場時間を午前9時から5〜10分程度前倒しする「アーリーゲートオープン」の運用が始まった。午前9時台にパビリオンの観覧予約をしていた来場者が、ゲート通過に時間がかかり間に合わないケースが起きたことへの対応。日本国際博覧会協会(万博協会)はさらなる前倒しも検討している。

 万博協会によると、当面は混雑具合に応じ、前倒しの実施日と時間を決める。パビリオンの開館時間は前倒ししない。

 初日の25日は開場を5分早めた。東ゲート前に午前8時ごろから並んだという京都府京田辺市の会社員(64)は「休日は30分くらい前倒しして開場してほしい」と話した。