ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】28日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比244・95ドル安の4万2098・70ドルで取引を終えた。注目度の高い米半導体大手エヌビディアの決算発表を前に様子見姿勢が強まり、積極的な買い注文が手控えられた。

 5月に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が公表されたものの、市場の反応は限定的だった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、98・22ポイント安の1万9100・94だった。

 個別銘柄では、スポーツ用品のナイキ、金融のゴールドマン・サックスの下落が目立った。