28日、ホワイトハウスで話す米国のウィットコフ中東担当特使(左)とトランプ大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン、エルサレム共同】米国のウィットコフ中東担当特使は28日、パレスチナ自治区ガザの戦闘を巡り「一時的な停戦、平和で長期的な解決に向け、進展があるとの強い手応えを持っている」と話した。トランプ大統領が合意案を精査し「本日中にも示すことができると思う」と述べた。ホワイトハウスで記者団に語った。

 イスラム組織ハマスは同日、ガザ停戦の大枠でウィットコフ氏と合意し、最終的な回答を待っていると発表した。恒久停戦やイスラエル軍のガザ撤収、ガザへの物資搬入、人質10人と遺体を解放する見返りに収監中のパレスチナ人が釈放されるとの内容だとしている。