【ニューヨーク共同】30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比54・34ドル高の4万2270・07ドルで取引を終えた。米中貿易摩擦を巡る動向に関心が集まる中、緩和に向かうことを期待した買い注文が優勢だった。
トランプ米大統領が交流サイト(SNS)に中国が米国との貿易を巡る合意に違反したと投稿し、米中の対立激化を懸念した売りが先行。トランプ氏が中国の習近平国家主席との会談に期待しているとの発言が伝わると、相場は上昇に転じた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、62・10ポイント安の1万9113・77だった。