大阪・関西万博会場周辺の大阪湾で開催された海上パレードで航行する「ブルーオーシャンみらいへ」(手前)。帆船や多数の小型ヨットの壮大な隊列が披露された=31日午前

 日本を代表する帆船「日本丸」や約50隻の小型ヨットなどが、大阪・関西万博会場の人工島・夢洲周辺の大阪湾を航行する海上パレードが31日開かれ、壮大な隊列が披露された。

 日本丸や「ブルーオーシャンみらいへ」といった帆船と近隣ヨットクラブのヨットが参加し、夢洲周辺の約8キロを航行。一部の帆船には抽選に当たった一般客が乗り、海上から万博会場のシンボル、大屋根リングや大阪湾の景色を楽しんだ。

 乗船した広島県大崎上島町の専門学校生瓜生健心さん(18)は「大規模な帆船のパレードを実際に乗り込んで体験できる良い機会だった。海上から見たリングは立派だった」と話した。