【エルサレム共同】ガザ保健当局は1日、米イスラエルが主導してガザ最南部ラファに設置した物資配給拠点の周辺に攻撃があり、住民ら31人が死亡、計200人以上が搬送されたと発表した。米CNNテレビはパレスチナ赤新月社の話として、イスラエル軍による発砲があったと伝えた。
イスラエル軍は、配給時間前に約1キロ離れた場所で警告射撃をしたと主張した。拠点内や拠点近くでの発砲は否定した。同国メディアが伝えた。パレスチナ通信は、中部にある配給拠点でもイスラエル軍による攻撃があり、1人が死亡、14人が負傷したと報じた。
物資配給拠点では5月27日にも、殺到した住民にイスラエル軍が警告射撃して死傷者が出た。