旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.、スマイルアップ)の性加害問題を巡り、故ジャニー喜多川氏からの性被害を訴える男性が、補償を請求できる地位にあることの確認などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が2日、東京地裁で開かれ、スマイル社は争う姿勢を示した。

 訴状によると、男性は同社に被害を申告し、補償の対象外と通知を受けた。不服を申し立てたが、具体的な反応がなく「放置された」などとしている。