自民党の森山裕幹事長は2日、東京都内で講演し、夏の参院選後の連立枠組み拡大に含みを持たせた。少数与党として2025年度予算成立までに野党との修正協議を余儀なくされた経緯を踏まえ「もう何回もできる話ではない。いろいろなことを考えないといけない」と語った。「どこの政党と決めていることはない」とも言及した。
参院選で、目標とする非改選を含めた与党過半数の議席を割った場合の対応を問われると「石破茂首相の責任、私の責任というのは結果が出たらしっかり考えたい」と述べるにとどめた。
早期の衆院解散に打って出る可能性については「首相からは何も聞いていないので、何もないということだ」とした。