【マニラ共同】フィリピン入国管理局当局者は5日、フィリピンで活動する暴力団系の詐欺・窃盗集団「JPドラゴン」のリーダーとされるヨシオカ・リュウジ容疑者(55)=漢字表記不明=を拘束したと明らかにした。入管はJPドラゴンについて「ルフィ」などと名乗り広域強盗事件を指示したとされる集団と密接な関係があるとみている。
入管によると、日本側から窃盗容疑で逮捕状が出ており、ルソン島アンヘレスで4日に拘束した。フィリピン滞在歴が10年以上とみられ、タガログ語を話す。闘鶏ギャンブルやオンライン賭博、カラオケ店経営などを手がけていたという。