日本記者クラブで記者会見するパレスチナ自治政府のムハンマド・アムル経済相=3日午前、東京都千代田区

 来日したパレスチナ自治政府のムハンマド・アムル経済相が3日、東京都内の日本記者クラブで記者会見した。パレスチナ自治区ガザの戦闘を巡り米国が示した停戦案について、短期的停戦でなく「恒久的な平和を求める」と述べて恒久停戦が最優先だと訴えた。イスラエルに圧力をかけるよう国際社会に求めた。

 アムル氏は、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」が「唯一の解決策だ」と強調。日本を含む国際社会の一部が、パレスチナを国家と認めていないことに触れ「承認してほしい」と語った。