九州電力は3日、定期検査中の玄海原発3号機(佐賀県玄海町、出力118万キロワット)で主蒸気系統の弁に不具合が見つかり、4日の原子炉の起動を延期すると発表した。検査で一時的に使用した弁が閉まりきらず、わずかに蒸気が漏れたという。蒸気に放射性物質は含まれておらず、作業員や周辺環境に影響はないと説明している。