立憲民主党の野田佳彦代表は5日、選択的夫婦別姓制度導入に向けた民法改正案を巡り、国民民主党案に賛同する可能性を示唆した。東京都内で記者団に「一つの選択肢だ。根幹は同じなので、そういう可能性も探りたい」と述べた。

 「30年来の課題を前進させるには大同団結する必要性がある」とも主張し、今国会での成立に意欲を示した。

 立民、国民両党は民法改正案をそれぞれ衆院に提出している。国会内で5日に開かれた制度実現を求める集会では、国民の石井智恵衆院議員が「野党が一つにまとまり成立を目指すべきだと今も思う」と訴えた。