日本体操協会は6日、新体操の日本代表選手が村田由香里強化本部長から威圧的な指導を受けたと協会に訴えた問題で、第三者の立場として弁護士が選手と面談したことを明らかにした。対応策として外部に相談窓口を設置したと説明。法律事務所からは「(選手から)第三者への申し出がなければ、協会が調査を実施する必要がない」との認識を示されたという。

 5月末にはスポーツ庁、日本オリンピック委員会(JOC)と意見を交換。藤田直志会長は「ガバナンスに課題があると説明し、どう改善していくかも含めて話をさせていただいた」と述べた。