JR東海は6日、列車に乗務中の男性社員(30)が運転室で自身の名字を冠した私物の看板を掲げ、写真をSNSに投稿していたと発表した。名字の下に「号」と記していた。「写真を共有し、仲間に喜んでもらいたかった」と説明した。
JR東海によると、社員は2021年8月21日、車掌を務めた2両編成の列車が長野県天龍村の飯田線為栗駅に到着する際、看板を掲げた。運転士に注意されても、その場から離れなかった。看板は列車先頭のヘッドマークを模していた。
車両の種別表示を「普通」から「試運転」に変え、知人に撮影させた。
24年2月、愛知県内を走行中の回送列車で看板を掲げるなどして知人に撮影させた。