【ソウル共同】韓国大統領府によると、李在明大統領は就任3日目の6日、同盟国の米国のトランプ大統領と電話会談した。関税政策を巡り、両国が満足する合意を早期に実現できるよう努めることで一致。トランプ氏は李氏を米国へ招待する意向を伝えた。国際会議の機会などで早期に会うことで合意した。
今月のG7サミットやNATO首脳会議に合わせて会うことが念頭にあるとみられる。
李氏は米国や日本との関係を軸にしながらも中国やロシアとの関係改善も模索。会談の遅れについて、韓国の保守系野党「国民の力」の韓東勲前代表は6日、李政権が中国寄りなのではないかという「米国の李政権への不信」が背景にあるのではと訴えた。