【キーウ共同】ウクライナ東部ハルキウで7日、ロシアによる空爆があり、地元メディアなどによると、1人が死亡、40人超が負傷した。滑空誘導爆弾4発が使われたもようで、子ども向け鉄道公園にも着弾した。州知事は「軍事的な意味はない。テロだ」とロシアを糾弾した。
ハルキウでは6日夜から7日未明にも激しい攻撃があり、3人が死亡、約20人が負傷した。州知事は州全体で無人機59機、ミサイルや滑空誘導爆弾計27発が使われたとし、2022年2月のロシアのウクライナ侵攻開始以来、同州では最も激しい夜間攻撃だったとしていた。
ゼレンスキー大統領は7日夜の声明で、ハルキウはほぼ24時間攻撃を受け続けたと指摘。ロシアは戦争を続ける準備をし、和平提案を無視しており「責任を負わなければならない」と訴えた。