三菱自動車は12日、ブレーキの補助装置に問題があり、意図しない減速や加速をする恐れがあるとして「eK」と日産自動車ブランドの「サクラ」、計4万1134台(2022年5月〜23年3月生産)のリコールを国土交通省に届け出た。人身事故と物損事故がそれぞれ1件あったほか、不具合が240件報告されている。
国交省によると、ブレーキペダルから足を離しても停車状態を維持するオートホールド機能などを解除する際、部品が正しい位置に戻らず、ブレーキを引きずって減速したり、走行中に引きずりが解消されて加速したりする恐れがある。