13日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=143円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比08銭円高ドル安の1ドル=143円79〜80銭。ユーロは03銭円安ユーロ高の1ユーロ=165円85〜89銭。
イスラエルがイランの核関連施設を空爆し、中東情勢が緊迫化。地政学的リスクが意識され、比較的安全資産とされる円を買う動きが優勢だった。午後は「有事のドル買い」が入る動きも見られ、売り買いが交錯した。
市場では、来週開かれる日銀の金融政策決定会合や米連邦準備制度理事会(FRB)による連邦公開市場委員会(FOMC)を前に「様子見姿勢もある」(外為ブローカー)との声が出ていた。