九州電力は13日、定期検査中の玄海原発3号機(佐賀県玄海町、出力118万キロワット)の原子炉を起動させたと発表した。15日に発電を再開し、7月10日に営業運転を再開する予定とした。

 3号機は、6月3日に主蒸気系統の内部の弁から蒸気漏れが確認されたため、営業運転再開が当初予定から遅れていた。蒸気漏れに関し、不具合が見つかった部品の一部は交換済みという。