「すし会談」を開いた富山県の新田八朗知事(右)と北九州市の武内和久市長=12日午後、富山県庁

 富山県の新田八朗知事と北九州市の武内和久市長は12日、互いの自治体への観光や地域活性化につなげようと名産のすしをPRし合う「すし会談」を富山県庁で開いた。武内氏は「ともにすし文化を世界に伝えたい」と強調。新田氏は「他の自治体も巻き込み、大きなムーブメントになればいい」と語った。

 会談では、両氏がそれぞれ地元のすしを紹介。互いの自治体のすしを食べた。北九州近海で取れたアカウニを食べた新田氏は「とろりとしてクリーミーだ」と顔をほころばせ、武内氏は富山産シロエビをとろろ昆布で巻いた軍艦巻きをほおばり「見た目は繊細だが、上品な味わい」と絶賛した。