記者会見で話すスノーボード男子の長谷川帝勝=13日、東京都中央区

 スノーボード男子ビッグエアで3月の世界選手権2位の長谷川帝勝と1月の冬季Xゲームを初制覇した荻原大翔が13日、東京都内でTOKIOインカラミとの所属契約会見に臨み、金メダル獲得が期待される来年のミラノ・コルティナ冬季五輪に向けて、長谷川は「俺が主役になります」と力強く宣言した。

 ともに19歳で幼少期から切磋琢磨してきた間柄。荻原は「帝勝は友達でありライバル。五輪では俺が勝つので熱いバトルを見てもらえたら」と笑顔で呼びかけた。

 スノーボード日本勢は世界選手権での席巻で五輪へ大きく弾みをつけた。長谷川は「大谷翔平選手と比べると小さい火。五輪で勝てば自然に注目も集まる」と気合を込めた。