陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイの佐賀空港配備計画を巡り、防衛省は13日、7月に開設を予定している佐賀駐屯地(仮称、佐賀市)近隣の複数の自治会長に対する説明会を非公開で開いた。自治会長の1人、杠好秋さん(72)によると、参加者からは「騒音の問題」と「米軍が本当に来ないのか」について心配する声が上がったという。
説明会は今月10日から4日間の日程で、計約140人の自治会長を対象に数回に分けて開かれた。同省九州防衛局によると、佐賀空港への配備の経緯や、空港周辺での飛行経路や訓練の内容などを主に説明した。