鳥取県米子市の米子北高のサッカー部顧問が部員に体罰をしたとして、顧問が全国高等学校体育連盟(全国高体連)から1年間の謹慎処分を受けたことが17日、同校などへの取材で分かった。顧問は高体連主催大会に1年間出場できなくなる。サッカー部は引き続き大会に出場できる。

 米子北高は昨年の全国高校総体で4強入りした強豪校。今夏の全国高校総体にも出場を決めている。

 県高体連や同校によると、県高体連は5月、顧問の体罰に関し学校側から連絡を受け、全国高体連に報告。全国高体連が「体罰根絶全国共通ルール」に違反すると認定、処分を決めた。

 同校は「ご迷惑をおかけして申し訳ない。再発防止に努める」としている。