17日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=145円台前半で取引された。
午前10時現在は前日比88銭円安ドル高の1ドル=145円05〜07銭。ユーロは58銭円安ユーロ高の1ユーロ=167円52〜58銭。
イランが米国とイスラエルに対し、敵対行為の終結を呼びかけるメッセージを送ったと伝わり、中東情勢緊迫化への懸念がやや後退。比較的安全資産とされる円を売りドルを買う動きが出た。
ただトランプ米大統領が交流サイト(SNS)で、イランの首都テヘランから「全ての人は直ちに退避すべきだ」と投稿したことを受け、市場では「両国の交戦激化への警戒感も根強い」(外為ブローカー)との声もあった。