高校無償化制度の対象から外された朝鮮学校の日常風景と、学校を支援する人々を描いたドキュメンタリー映画「声よ集まれ」の上映会が18日、水戸市の茨城朝鮮初中高級学校で開かれた。在日コリアン3世の朴英二監督(横浜市)が上映後に登壇。
上映会には、同校の中高生や学校関係者、交流会のため同校を訪れた北海道、宮城、栃木、群馬各県の朝鮮学校の生徒ら約200人が参加した。
映画は、朝鮮学校で学ぶ生徒や、通学を見守る地域住民、大阪で制度の適用を訴える「火曜日行動」の参加者など、国内外の支援者らを追う。
高校無償化制度は、旧民主党政権下の2010年に導入した。