イランのアラグチ外相(AP=共同)

 【ベルリン共同】ロイター通信は18日、英国とフランス、ドイツの外相がイランのアラグチ外相とスイス・ジュネーブで20日、イラン核問題を巡る協議を開催する方針だと報じた。協議はイランの核施設への攻撃を検討しているとされるトランプ米政権とも調整して実施される。外交筋の話として伝えた。

 イランに核開発を平和利用目的に限定させることを確約させるのが狙い。外相級の協議後に専門家による対話も計画しており、議論の行方次第では本格的な協議につながる可能性もある。

 英仏独外相は、欧州連合(EU)の外相に当たるカラス外交安全保障上級代表と会談後、アラグチ氏と協議する。