【ブダペスト共同】柔道の世界選手権第7日は19日、ブダペストで個人戦最後の男女計2階級が行われ、女子78キロ超級で22歳の新井万央(日体大)は決勝でパリ五輪銅メダルの金荷倫(韓国)に敗れ、初優勝を逃した。日本勢同級3大会連続の制覇はならなかった。高橋瑠璃(SBC湘南美容クリニック)は2回戦で金荷倫に屈して敗退。
男子100キロ超級の太田彪雅(旭化成)は3回戦で敗退した。モンゴル選手に一本負け。同級の日本勢は3大会続けてメダルを逃した。
女子78キロ超級五輪女王のベアトリス・ソウザ(ブラジル)は2回戦で姿を消した。
個人戦の男女各7階級を終え、日本勢の金メダルは6個(男子3、女子3)。2018年の7個に次ぐ多さだった。