男子90キロ級の田嶋剛希のコーチ席に入った羽賀龍之介氏=17日、ブダペスト(共同)

 【ブダペスト共同】国際柔道連盟(IJF)は19日、ブダペストでアスリート委員選挙の結果を発表し、2016年リオデジャネイロ五輪男子100キロ級銅メダルの羽賀龍之介氏が当選した。「選手の意見を吸い上げ、柔道界に貢献できるよう頑張りたい」と述べた。

 15年世界選手権を制した羽賀氏は今年1月に現役を引退し、6月から指導者研修のためドイツに留学中。日本男子の特別コーチも務め、今大会は90キロ級2位の田嶋剛希(パーク24)のコーチ席に入った。「選手時代には見えなかった指導者や運営の方々の大変さが分かり、学びになった」と収穫を語った。