米カリフォルニア州の販売店に掲げられたテスラのロゴ=1月(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】米ブルームバーグ通信は20日、米電気自動車(EV)大手テスラが7月にもインドで初の販売店を開設し、本格的にインド市場に参入する見通しだと報じた。欧州や中国での販売鈍化が指摘される中、新たな市場への販路開拓により、今後の成長につなげることを狙う。

 関係者の話として伝えた。ブルームバーグによると販売店は西部の商業都市ムンバイに開業し、その後、ニューデリーでも展開を予定している。既に中国の工場から「モデルY」がムンバイに到着しているという。

 テスラのインド進出は、関税や現地生産に関する政府との調整が難航し、見送られてきた。