横綱昇進披露パーティーで大の里(右)と写真に納まる豊昇龍。左は立浪親方=22日、東京都内(代表撮影)

 今年1月の大相撲初場所後に第74代横綱となった豊昇龍の昇進披露パーティーが22日、都内で開かれ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や新横綱大の里ら約1100人が祝福した。豊昇龍は「人は毎日成長する。成長しながら勉強してやっている」と最高位を務める心境を語った。

 春場所は右肘痛などによる不振で、新横綱として39年ぶりの休場。優勝を逃した夏場所は、千秋楽で大の里の15戦全勝を阻止する意地を見せた。名古屋場所(7月13日初日)は2横綱となり「先輩横綱として気合を入れてやっていく」と表情を引き締めた。八角理事長は「これから長く綱を張れるかどうかは日頃の稽古次第」と激励した。