日本バドミントン協会の理事に就任し、記者会見する潮田玲子さん(手前左)。同右は村井満会長=22日、東京都新宿区

 バドミントンで2008年北京、12年ロンドン両五輪代表の潮田玲子さん(41)が22日、日本バドミントン協会の理事に就任した。同日に東京都内で開かれた同協会の評議員会で承認された。任期は2年。

 潮田さんは現役時代、女子ダブルスで小椋久美子さんとの「オグシオ」ペアで人気を集めた。元職員の横領の隠蔽など不祥事から再建中の協会にあって「バドミントンを知らない人に知ってもらう機会を増やしていって、お役に立ちたい。まだ現役選手と交流があるので、協会とのパイプ役も担いたい」と抱負を語った。

 同日の理事会では村井満会長の続投が決まった。