宮崎、鹿児島県境にある霧島連山・新燃岳から上がる噴煙=22日午後、宮崎県小林市から撮影(和良組のXから)

 22日午後4時37分ごろ、宮崎、鹿児島県境にある霧島連山・新燃岳(1421メートル)が噴火した。気象庁によると、噴煙は火口から500メートル以上上昇した。噴石の飛散は確認されていない。噴火警戒レベルは2の「火口周辺規制」を維持した。新燃岳が噴火したのは2018年6月27日以来。

 気象庁は、火口から約2キロの範囲では大きな噴石に、約1キロの範囲では火砕流に警戒するよう呼びかけている。