22日午前2時30分ごろ、岐阜県土岐市泉町久尻の中央自動車道上り線で、大型トラックを運転していた50代の男性会社員=広島市=から「逆走車が来てよけたら事故をした」と110番があった。男性にけがはなかった。県警高速隊は、逆走車の行方を追うとともに、逆走が始まった区間などについても調べている。
同隊によると、現場は土岐ジャンクション-多治見インターチェンジの対面通行区間。リニューアル工事のため7月末まで、上り線2車線のうちの追い越し車線を下り線として使用しており、大型トラックはその車線を名古屋方面に向かっていた。逆走車を避けようとハンドルを切ったため、左側部がガードレールに接触してわずかに壊れたという。
また、同じ時間帯に中型トラックを運転していた60代の男性会社員=大阪府寝屋川市=からも「逆走車とぶつかりそうになってセンターポールに接触した」と110番があった。下り線として使われている上り線追い越し車線を名古屋方面に向かっていた。男性にけがはなかったが、避けようとしてポールに接触し、トラックの前部がわずかに損傷した。
これらの事故に伴う通行止めは実施されていない。