【ハーグ共同】NATOのルッテ事務総長は23日、オランダ・ハーグで記者会見し、加盟国の防衛支出をGDP比5%とする新たな目標について「将来の安全を確保するため野心的、歴史的かつ根本的な飛躍的進展だ」と意義を強調した。
米国によるイラン核施設攻撃に関し「NATOの立場として、イランは核兵器を開発してはならないという点で以前から合意している」と指摘、核保有を許容しない姿勢を示した。
NATOは24〜25日、ハーグで首脳会議を開催。トランプ米政権が加盟国に防衛費増額を求めていることを受け、軍用インフラ整備なども合わせた防衛支出をGDP比5%とすることで合意する見通し。