米海兵隊キャンプ・ハンセン(沖縄県金武町など)に隣接する住宅で2022年7月、銃弾のような物が見つかり、県警は24日までに、重機関銃の銃弾の弾芯と特定した。米軍側からは「米軍由来の流弾とは極めて考えにくい」との回答を受けており、器物損壊の疑いで容疑者不詳のまま23日付で書類送検し、捜査を終えた。
県警は23年2月にキャンプ・ハンセン内の射撃場に立ち入り調査していた。公訴時効の3年が迫る中、弾の所有者や原因は判明しなかった。弾芯にはさびが付いていた。
県警によると、22年7月6日、金武町伊芸の住宅で、台所勝手口ドアのガラスと網戸が何らかの方法で損壊されたとしている。