【エルサレム共同】イスラエル当局は24日、中部のベングリオン空港を25日から全面再開させると発表した。イランとの停戦合意を受け規制が解除されたため。他の中東諸国も空港を順次再開させており、交戦の影響で大きな影響を受けていた空の便の正常化に向けた動きが進みそうだ。

 イランの国営通信によると、同国は25日昼過ぎまで国内、国際便の運航を停止する。イランの隣国、イラクの国営通信は24日、南部の空域が再開されたと伝えた。

 AP通信によると、イスラエルとイランの交戦が始まった13日以降、カタールやアラブ首長国連邦(UAE)を中心に、多くの航空会社がフライトを欠航した。