【ワシントン共同】米国務省は26日、ルビオ国務長官が日本、米国、オーストラリア、インドの協力枠組み「クアッド」の外相会合を7月1日にワシントンで開くと発表した。今秋、インドで開催予定の首脳会合に向け、地ならしを進める。日本からは岩屋毅外相の出席が見込まれる。

 第2次トランプ政権下での外相会合は発足直後の1月に続き2回目。国務省のピゴット副報道官は記者会見で、ルビオ氏の最初の外交がクアッド外相会合だったことに触れ「自由で開かれた安全なインド太平洋の実現を推進する」と強調した。