パートナーシップ制度導入自治体数、登録件数の推移

 性的少数者のカップルを公的に証明するパートナーシップ制度について、全国の導入自治体数などを調査してきた東京都渋谷区とNPO法人「虹色ダイバーシティ」(大阪市)は30日までに、5月31日時点の導入自治体が530で、登録件数が9836件となり、全国の人口カバー率が92・5%に上ったと発表した。

 2015年に渋谷区が全国に先駆けて制度を導入してから今年で10年となる。同区などによると、調査を始めた17年6月時点の導入は6自治体、登録件数は96件だったが、その後、県や政令市などで導入が増え、直近3年間の伸びが著しいという。

 制度が全国的に普及したとして、今回が最後の調査発表となった。