発達する熱帯低気圧に関する情報 第02の04号

 2025年7月2日午後4時10分

 気象庁 発表

 

 熱帯低気圧が今後12時間以内に台風に発達する見込みです。

 

 【本文】

 2日15時の観測によると、熱帯低気圧が小笠原近海の北緯25度35分、東経146度55分にあって、1時間におよそ20キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は1004ヘクトパスカル、最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。

 熱帯低気圧は今後12時間以内に台風となる見込みで、その中心は、12時間後の3日3時には父島の東約320キロの北緯26度50分、東経145度25分を中心とする半径100キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。

 台風の中心は、24時間後の3日15時には父島の東北東約260キロの北緯27度40分、東経144度40分を中心とする半径130キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。

 48時間後の4日15時には日本の東の北緯30度05分、東経144度55分を中心とする半径200キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。

 72時間後の5日15時には日本の東の北緯31度00分、東経146度50分を中心とする半径260キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。

 なお、熱帯低気圧や台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

 今後の情報にご注意ください。