8月9日夜に岐阜市の長良川河畔で行われた第3回ぎふ長良川花火大会。約1万発の花火が夏の夜空を彩りました。会場周辺には12万人ほどが集まったといいます。一部の人(もちろん筆者を含む)にとっての花火大会の楽しみといえば、そう、シャトルバスの出番です。今年は、JR岐阜駅、名鉄岐阜駅からのシャトルバスに加え、岐阜県庁からのシャトルバスも紹介します。撮影できたのはシャトルバスだけで50台ほど。これは「バスのオールスターズ」と言っても過言ではないでしょう。全車両の写真を掲載します。

バス乗り場には長い列ができた=8月9日夕、岐阜駅前

路線バスが続々…JR岐阜・名鉄岐阜発

 JR岐阜駅と名鉄岐阜駅からのシャトルバスは午後4時ごろから運行開始。岐阜バスの路線バスが走っていました。

バスの側面表示も特別なものが用意されていた

 JR岐阜駅からは、市役所・メディアコスモス西へ行く金華橋系統のバスが14、15番乗り場から発車。定期路線の乗り場を変更して乗り場を確保していました。

 名鉄岐阜駅からは、岐阜公園・岐阜城の臨時降車場へ行く長良橋系統のバスが発車。乗り場は、2024年9月30日に閉じた岐阜バスターミナル跡。花火大会のために、1日限りの「復活」です。

帰りのバスの発車場所を告知する表示を出している車両もあった

 岐阜駅前の交差点には、シャトルバスを撮るファンの姿が。岐阜県山県市の男子高校生は「『金華橋ゲート』『長良橋ゲート』など、年に1回だけ見られる行き先表示を見ることができる。普段見る機会が少ない車両を見ることもできる」と話していました。

 

 

平和願う大輪、岐阜の夜空に ぎふ長良川花火大会

 筆者は午後5時ごろから1時間半ほど撮影。金華橋系統、長良橋系統ともに18台ずつ確認できました。新しいノンステップバスや20年以上活躍するバスが走っていました。

金華橋系統に入っていたバス
長良橋系統に入っていたバス

 赤と白の観光バス集団…岐阜県庁発

 シャトルバスは、臨時駐車場が設けられた岐阜県庁からも出ていました。岐阜駅前へ行く前に立ち寄りました。...