「官民連携DX女性活躍コンソーシアム」が発足し、シンポジウムであいさつする矢田稚子前首相補佐官=7日午後、東京都千代田区

 女性のデジタルスキル習得や就労支援の促進を目指す「官民連携DX女性活躍コンソーシアム」が7日発足し、東京都内でシンポジウムが開かれた。発起人の矢田稚子元首相補佐官は「地方の中小企業の生産性を高め、地域を活性化させるために、女性の力を引き出していきたい」とあいさつした。

 コンソーシアムには、就職情報会社マイナビやLINE(ライン)ヤフーといったデジタルトランスフォーメーション(DX)や就労支援に取り組んできた企業などが参加。女性のデジタル人材育成のための事例やノウハウを共有し、活躍の場を広げることが狙いだ。

 コンソーシアムは今後、さらに参加企業や団体を募り、来年3月の法人化を目指す。