中国外務省の毛寧報道局長=6月、北京

 【北京共同】中国外務省の毛寧報道局長は8日の記者会見で、ルビオ米国務長官が90歳の誕生日を迎えたチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世に祝意を表したことに反発し、チベット独立勢力に「誤ったシグナル」を送らないよう求めた。

 毛氏は、王毅外相が東南アジア諸国連合(ASEAN)の関連会合に出席するため、10〜11日の日程でマレーシアを訪問すると発表した。ルビオ氏との米中外相会談の予定について「提供できる情報はない」と述べた。