日本スポーツ協会は8日、三重県で8月に行われるスポーツ少年団の軟式野球大会で、新たな暑熱対策として、一度ベンチに退いた選手が同じ試合に再び出場できる「リエントリー制度」を導入すると発表した。

 全国的に相次ぐ落雷事故の防止策も講じ、雷が確認された場合は試合を中断し、再開は雷がやんでから少なくとも30分経過後と定めた。

 昨年同様に気温と湿度などから算出する「暑さ指数(WBGT)」を各イニング前に計測し、31以上になった場合は試合を取りやめる。前日に「熱中症特別警戒アラート」が出た場合は翌日の全試合を中止する。試合は午前8時〜9時半と午後4時半〜8時半の2部制で実施。