東京証券取引所

 11日の東京株式市場は日経平均株価(225種)が続落した。終値は前日比76円68銭安の3万9569円68銭。平均株価への影響が大きい値がさのファーストリテイリング株が売られて相場を押し下げた。円安ドル高の進行や前日の米株高を好感した買いも入り、下げ幅は限られた。

 東証株価指数(TOPIX)は10・90ポイント高の2823・24。出来高は18億6480万株だった。

 朝方は前日の米国市場で主要な株価指数が上昇したことを支えに幅広い銘柄が買われ、一時は300円超上昇。ただ株価水準が高いファストリ株が大幅安となり、下落に転じた。